azzurri-18’s blog

サッカー・イタリア代表好きによるイタリアへの愛を紹介

偉大なるポニーテール:ロベルト・バッジョ

皆さんはイタリア人レジェンドと言われたら誰を思い浮かべるでしょうか。それぞれのポジションにレジェンドが存在し、全員の意見が一致することはないであろうが、少なくとも、全ての者がレジェンドの一人として認めざるを得ない選手がいる。ロベルト・バッジョである。

 

私はバッジョをこよなく愛す。それはプレースタイルのみならず、人間性にも惚れているからである。バッジョは非常に人間としてできている男であり、キャリアを通じて、599試合でイエローカード28枚、レッドカード3枚しかもらっていないのもその証であろう。

 

バッジョはイタリアの至宝ともいうべく選手であるにも関わらず不遇のシーズンを送ることも少なくはなかった。当時のサッカーはコロンビア代表のバルデラマのように基本守備をしないトップ下&トップの選手が当たり前であった。しかしながら、イタリアにおいては戦術の形成期であり、攻撃的な選手も守備をしなくてなならなくなり、結果としてバッジョはメンバーから外されることも多々あった。特に、カペッロ、サッキ、リッピなどという監督との相性は最悪であった。そんな不遇の中でも試合に出ればほぼ毎回結果を残したバッジョには最高の敬意を示したいと思う。

 

さて、本日は、イタリアの、世界のファンタジスタと称されるロベルト・バッジョについて紹介したいと思います。

 

 

ロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)

 

 

 

 

 

 

 

・1967年2月18日生まれ(52歳)

・身長1.74m

・最終キャリア:ブレシア・カルチョ

・代表歴:56試合

 

 

来歴

キャリア初期

バッジョは自身のキャリアを地元クラブで始めたが、そのような小さなクラブに収まるような器ではなく、13歳の時にヴィチェンツァに移籍した。ヴィチェンツァユース時代においてもバッジョは別格であり、16歳の時についにセリエCでプロデビューを果たす。その2シーズン後にはバッジョは完全に才能を開花、29試合に出場し12ゴールを挙げる活躍を見せた。

www.youtube.comヴィチェンツァ時代の動画)

  フィオレンティーナ

この活躍は瞬く間にイタリア中に広がり、各強豪クラブがこぞってバッジョを獲得しようとした。最終的にはフィオレンティーナバッジョと契約を結ぶこととなったが、公式の契約成立2日前に悲劇が訪れる。試合中に、相手のスライディングタックルによって右膝十字靭帯を断裂してしまったのである。二度とサッカーができないと危惧されるほどの大怪我であったが、フィオレンティーナは契約を破棄せずに、最終的に移籍契約を成立させた。このことは、フィオレンティーナにとっては賭けに近いものであったが、言い換えれば、それほどフィオレンティーナバッジョを見込んでいたと言えよう。

 

バッジョは、この後の活躍がかなり不透明にあったにも関わらず、フィオレンティーナのファンは彼を大歓迎した。移籍後約2年間は怪我の影響でほぼ稼働することはなかったが、1987-88シーズンからはファンの期待に応える活躍を見せる。87-88シーズンは6ゴール、88-89シーズンは15ゴール、更に89-90シーズンは17ゴールを挙げるなど年を追うごとに成績を向上させていった。

www.youtube.comフィオレンティーナ時代の動画)

 ユベントス

このバッジョの活躍に目をつけたのがユベントスであった。その当時、ユベントスは4年間優勝から遠ざかっており、そこで若きスーパースターであるバッジョに目をつけたのである。最終的に、当時の移籍金最高額となる13億円でユベントスに移籍した。この移籍に際して、フィレンツェの街頭で50人以上が怪我をする大暴動が起きた。これに対してバッジョは「移籍を受け入れざるを得なかった」と述べているように、望まない移籍だったとされている。

 

バッジョユベントスには1990-95シーズンまで所属し、カップ戦も含め通算200試合に出場し115ゴールを挙げるなど並並ならぬ活躍を見せ、ユベントスの低迷期を引っ張った。そして1994-95シーズンのユベントスの9シーズンぶりのスクデットに貢献した。個人としても1993年にバロンドール賞を活躍するなど、選手としての成熟期を迎えていた。

www.youtube.comユベントス時代の動画)

  ACミラン

しかしながら、バッジョは最後のシーズンは怪我のせいでシーズン17 試合にしか出場できず(8ゴール8アシスト)、またバッジョの代役を務めたデルピエロの台頭もありもはや絶対的な存在ではなくなっていた。そんな中、ACミランインテルマンチェスター・ユナイテッドレアル・マドリッドなどが獲得の意思を見せ、最終的にバッジョACミランへと移籍を果たした。

 

ミランでの初年度は27試合に出場、7ゴール10アシストを挙げるなどまずまずの活躍を見せた。しかし、当時の監督であったカペッロバッジョを限定的にしか出場させなかったため、カペッロバッジョの関係は徐々に険悪なものとなった。さらに翌年はバッジョにとっては最低なシーズンとなった。シーズンの途中に、犬猿の仲であるサッキがミランの監督に就任したのである。バッジョの出場時間はかなり限定的になり、さらにパフォーマンスも最悪なものとなった。

www.youtube.comACミラン時代の動画)

 ボローニャ

1997-98シーズンよりカペッロミランの監督に復帰することが決定となった。カペッロはもはやバッジョを戦力としてみなしておらず、バッジョは移籍先を模索することとなった。そこで移籍先の候補の一つとしてあげられたクラブがパルマであった。しかしながら、当時のパルマの監督であったアンチェロッティが、バッジョは戦術に合わないと称し獲得を拒否した(のちにこの拒否は過ちであったと述べている)。最終的にボローニャに移籍することとなったが、これは翌シーズンに迫るW杯のためでもあった。この目論見は見事成功し、30試合に出場、22ゴール10アシストを挙げる活躍を見せ、ボローニャ8位に貢献した。

www.youtube.comボローニャ時代の動画)

インテル・ミラノ

W杯終了後に、バッジョのお気に入りのチームであるインテル・ミラノへと移籍する。しかし、思いに反してバッジョインテルでの2シーズンを最悪のキャリアとして過ごした。1998-99シーズンは怪我の影響もあり、出場機会に苦しんだ。とはいうものの23試合に出場、5ゴール10アシストをあげるなど、少々物足りないものの及第点の活躍を見せた。しかし、次シーズンにリッピがインテルの監督に就任することとなる。元々確執のあったリッピが監督になったこともあり、バッジョは試合にほとんど試合に出場できず(出場時間は762分間)、バッジョにとって最低なキャリアとなった。

www.youtube.com(インテル時代の動画)

 

 ブレシア

バッジョは2年の契約終了後、契約延長せずそのままフリーになった。セリエAのクラブはもちろんのこと、プレミアリーグやリーガなどからもオファーは来たものの、最終的にブレシア・カルチョに移籍した。ブレシアでは、キャプテンに任命され、背番号10を背負うことになった。バッジョは怪我の影響もあり、19節が終わるまで無得点であり、半ば終わった選手として見なされるようになったが、そこから見事に復活し、最終的に10ゴール10アシストを挙げた。バッジョは他のシーズンにおいても得点を重ね、ブレシアでの4年間で46ゴールを挙げる活躍を見せ、2004年に現役から退いた。ブレシアバッジョの活躍に敬意を表明し、背番号10番を永久欠番とした。

www.youtube.comブレシア時代の動画)

プレースタイル 

バッジョは、ファンタジスタを象徴するような選手である。バッジョの一番の特徴は、一人で打開できる力にある。下の動画を見て欲しい。

www.youtube.com

以前紹介したナポリ戦のドリブル突破もそうだが、このように一人でゴールを奪うことのできる選手はそうは多くない。しかしバッジョはこのようなシュートだけではなく、ストライカーのような得点の仕方をすることも多い。以下の動画を見て欲しい。

www.youtube.com

これは2001年のユベントス戦でのゴールであるが、バッジョはこのようにワントラップでゴールキーパーをかわすシーンをよく見る。ちなみに、パスを出した選手はピルロであり、ゴールキーパーファンデルサールであることにお気付きであろうか。バッジョブレシア時代にピルロとトーニと一緒にプレーし、彼らをイタリアを代表するような選手に育てたと言われている。

 

さらにバッジョの代名詞といえばボレーシュートであろう。以下の動画を見て欲しい。

www.youtube.com

バッジョは飛び出しからのダイレクトボレーシュートが非常に上手かった。これは外したシーンであるが、自分の中で一番好きなシーンなので掲載させていただいた。

 

このように、攻撃に関しては非の打ち所がない選手であったが、上記のように当時のイタリアは戦術変更の過度期であった。そのため、守備をあまりしないバッジョは名門では冷遇されることが多く、一方で、一人での打開を求められるクラブでは非常に厚遇された。

 

下記はバッジョの総合的な動画である。

www.youtube.com

 

 

 

=======================================

 

いかがだったでしょうか。ロベルト・バッジョ は歴代サッカー選手のレジェンドの一人である。カテナチオ台頭の時期でもあったため冷遇されることも多々あったが、試合に出れば必ずと行っていいほど結果を残して来た男である。このような偉大な選手がイタリアに出てくることを期待しましょう。

 

 

知名度の割に優れた選手:ベナッシ&ピッチーニ

テレビをつけて試合を見たときに、「えっ、この選手だれ?」となることありませんか?今回はそのような実力と評価が見合っていないと(主観的に)思う選手を2名選ばせていただきました。

 

マルコ・ベナッシとクリスティアーノ・ピッチーニです。二人とも代表招集歴がある実力者です。しかしながら、私の周りのサッカー好きに彼らのことを話してもいい返事があまり返ってきませんでした。知られていなかったからです。

 

そこで、本日は少しでも彼らのことを知ってもらいたいと思うべく彼らを紹介します。

 

 

 

マルコ・ベナッシ(Marco Benassi)

بيناسي: مباراتنا أمام يوفنتوس هي ديربي بالنسبة لي

・1994年9月8日生まれ(24歳)

・身長1.84m

フィオレンティーナ所属

・MF(CM)

・市場価値:約30億円

 

ベナッシはキャリアをモデナという地元のクラブで始めた。2011年にインテルに移籍。主にプリマヴェーラでプレーをし、移籍初年度にリーグ優勝とNext Genシリーズでタイトルを獲得した。このように順調に活躍していき、2012年11月についにトップデビュー。大器の片鱗を見せた。さらなる成長のため、翌シーズンはセリエBに所属していたリヴォルノにレンタル移籍を果たす。20試合に出場し、2得点を挙げるなどまずまずの活躍を見せた。

 

次シーズンはさらなる飛躍が期待されたものの、インテルとの共同保有権の下、トリノに移籍することとなる。インテルのダンブロージオ獲得の際に生じた条件の一つであったのだ。しかし、ベナッシにとっては幸運であった。トリノはベナッシの才能を見抜き、彼を戦力としてみなしたのである。そのシーズンは最終的に、36試合に出場するなど躍進の年となった。シーズン終了後には共同保有制度の廃止に伴って、トリノに完全移籍を果たした。

 

2017年8月9日にフィオレンティーナ移籍が発表される。当シーズンでは主力として活躍、35試合に出場し、5ゴールを挙げた。また今シーズンも現時点で21試合に出場、7ゴールを挙げる活躍を見せている。

 

ベナッシは世代別代表としては、U18から選出され続けており、出場はないもののフル代表に呼ばれたこともある。U21代表としては、27試合に出場しており、ベナッシの活躍具合がうかがえる。

 

次にベナッシのプレースタイルを紹介する。彼はオールラウンダーなMFである。ボランチからトップ下、さらにはウイングもこなすことができる。守備面に関しては非常にハードワークできる選手であり、タックルも上手である。また攻撃面に関しては、ドリブル、ロングパス、スルーパス全てをこなすことができ、さらにはミドルも打つことができる。得点能力が高いのも彼の特徴の一つといえよう。下記はベナッシの動画である。

www.youtube.com

これほど優れた選手にも関わらず、驚くほど知名度が低い。今後さらなるステップアップを成し遂げるであろうベナッシの名を覚えといて損はないだろう。

 

 

クリスティアーノ・ピッチーニ(Cristiano Piccini)

21b7ksp

・1992年9月26日生まれ(26歳)

・身長1.89m

バレンシア所属

・SB(Right-Back)

・市場価値:約9億円

 

ピッチーニは10歳の頃からフィオレンティーナに所属。18歳のときにセリエAデビューを果たした。しかしその後は出場機会を得ることができず、セリエCに所属するカッラレーゼにレンタル移籍する。そこでピッチーニは出場機会に恵まれ32試合に出場した。さらに翌シーズンはセリエBに所属するスペツィアにレンタル移籍。ここでも30試合に出場する。2013-14シーズンはリヴォルノにレンタル移籍を果たし、ついに戦いの舞台をセリエAに移した。完全なレギュラーとまではいかなかったものの、20試合に出場し、ピッチーニにとっては躍進の年となった。

 

2014年からは舞台を海外に移す。ベティスにレンタルされることになったのである。スペイン初挑戦の年は12試合とあまり試合に出場することはなかったものの、2015年にベティスに完全移籍する。その後2年間スペインで過ごし、2017年にスポルティングに移籍を果たす。レギュラーとして 24試合に出場した。その活躍が認められ、2018年にバレンシアへと移籍。バレンシアではカップ戦も含め、現時点で29試合に出場するなどレギュラーとして活躍している。

 

次にピッチーニのプレースタイルについて紹介する。非常に大柄な選手であるが、守備専というわけではなく、非常に攻撃を好む選手である。彼は常に攻撃に参加し、味方の手助けをしている。また、守備面においても非常に優れた選手であ、身体の大きさを生かした守備(タックルやチャージ)が得意である。下記はピッチーニの動画である。

www.youtube.com

現在の手薄なフル代表においてピッチーニは救世主になりうる選手である。今後の活躍を期待したい。

 

 

=======================================

 

私自身もベナッシはともかく、ピッチーニの存在はスポルティングに移籍するまで知りませんでした。このような選手として、フライブルグに所属するグリフォなどがいます。グリフォも、一月に移籍して以降2ゴール4アシストと好調を維持しており、再び代表に呼ばれるかもしれません。各選手の今後に期待しましょう。

未来のアズーリ候補(SB)②:デパオリ&ラニエリ

前回の続きです。

 

前回と違って、日本であまり知名度が高くない選手をピックアップしてみました。

 

 

 

ファビオ・デパオリ(Fabio Depaoli)

 

・1997年4月24日生まれ(21歳)

・身長1.78m

キエーヴォ・ヴェローナ所属

・SB(Right-Back)

・市場価値:約6億円

 

デパオリは2017年5月12日のエンポリ戦でセリエAデビューを果たした。当時19歳であった。プリマヴェーラでは主力として活躍していたものの、ほとんど脚光をあびることがなく、世代別の代表に選ばれたことすらなかった。その一方で、2017-18シーズンにはキエーヴォで準レギュラーに昇格する。その活躍が認められ、2017年10月にU21イタリア代表としてデビューを果たし、以後継続的に代表に呼ばれることとなった。今シーズンはキエーヴォで完全にレギュラーとして稼働している。

 

デパオリは、所属するチームが弱いため守備の面が目立つが、実際にはかなり攻撃力がある選手である。オーバラップからカットインし、クロスをあげるシーンはよく見かける。今シーズンは現時点で3アシストを挙げているのがその証拠だ。下記はデパオリの動画である。

www.youtube.com

日本での知名度は皆無に近く、イタリアでもあまり注目されている様子はないが、非常に優秀な選手である。キエーヴォは今期降格もあり得るので、デパオリは中堅クラブに移籍する可能性がある。今後の動向に注目していきたい。

 

 

ルカ・ラニエリ(Luca Ranieri)

Italy v Denmark - U18 International Friendly

・1999年4月27日生まれ(19歳)

・身長:1.80m

フォッジャ所属(←フィオレンティーナ

・SB(Left-Back)

・市場価値:約1億円

 

ラニエリはベンチ入りはしたことがあるものの、今だにセリエAデビューは果たしていない。しかしながら、将来を有望視されてきた選手であり、デビューはそう遠くない未来に見られると思う。

 

ラニエリは出場機会を得るために、今シーズンはセリエBに所属するフォッジャにレンタル移籍する。8月26日にセリエBでプロデビューを果たす。当初は途中交代の出場であったり、試合に出れない日々月でいていたが、10月27日に初めてスターティングメンバーに選ばれて以降状況が好転する。その日以来ラニエリはレギュラーを完全に勝ち取り、2試合を除いて、すべてスタメン、フル出場を果たしている。

 

世代別代表としてはU16代表の時から常に選ばれ続けており、現在はU20に所属する。

 

ラニエリのプレースタイルを紹介する。ラニエリは非常にクロスを得意とする。クロス以外にもパス全般が非常に優れていると言える。また、ディフェンスリーディングに非常に優れている選手である。彼自身、攻撃においても守備においても、一人でこなすというよりは、連携によって攻撃や守備をサポートしていくタイプのディフェンスである。下記はラニエリの動画である。

www.youtube.com

セリエBといえど、10代でレギュラーを務めている選手は意外に少ない。このまま成長していくことを期待している。

 

=======================================

 

今回は紹介しませんでしたが、ほかにもディマルコやサーラ、カンデラなどまだまだ将来を有望とされている選手はいます。機会があれば他の選手も紹介します。

未来のアズーリ候補(SB)①:カラブリア&ペッレグリーニ

これは完全に私個人の意見なのだが、現在のイタリアはSBが非常に弱いように感じる。フロレンツィ、デ・シリオ、ビラーギ、ダルミアンなどの多少名が知られているSBはいるが、やはり小粒に感じる。

 

かつてのイタリアには、マルディーニザンブロッタ、ベルゴミといった世界を代表するような選手たちがいた。このレベルを求めるのは酷かもしれないが、彼らのようになるポテンシャルのある選手を今回紹介したいと思う。

 

 

 

ダビデカラブリア(Davide Calabria)

・1996年12月6日生まれ(22歳)

・身長1.76m

ACミラン所属

・SB(Right-Back)

・市場価値:約25億円

 

22歳にも関わらず、名門ミランで既に78試合に出場している将来有望なSBである。彼は10歳の頃からミランに所属しており、ミランの生え抜き選手である。18歳の時にデ・シリオとの交代でセリエAデビュー。2ヶ月後にトップチームに昇格した。徐々に出番を増やしていき、昨年度は21試合に出場。準レギュラーとして躍動。そして今期は完全にレギュラーを確保し、ミランの3位躍進に貢献している。

 

フル代表にはまだ呼ばれていないが、呼ばれるのは時間の問題だろう。現在のところはU 21のカテゴリーに所属しており、17試合に出場している。

 

カラブリアのプレースタイルを紹介をする。守備面では、かなり堅実だと言える。対人もある程度強く、プレッシャーもよくかける運動量の多いプレーヤーである。攻撃面に関しては、ドリブル突破を見ることはあまりりないが、ある程度の技術はある。彼の特徴はオーバーラップからのクロスである。かなりの運動量がある選手であり、攻撃参加もよくするが、カウンター時に空いたスペースを狙われることもあるので、そこは改善が求められる。とはいえ、22歳としては上出来であろう。下記はカラブリアの動画である。

www.youtube.com

 

市場価値に視点を向けるとイタリア人SBの中でフロレンツィに次いで2番目に価値のある選手である。年齢などの要素もあるので彼がSBの中で2番目に凄いとは言い切れないが期待せざるを得ない選手である。是非ともマルディーニを目指して欲しい。

 

 

ルカ・ペッレグリーニ(Luca pellegrini)

Luca Pellegrini. difensore della Roma. Getty

・1999年3月7日生まれ(19歳)

・身長1.78m

カリアリ所属(←ローマ)

・SB(Left-Back)

・市場価値:約1億円

 

ペッレグリーニはローマからカリアリにレンタル移籍している選手である。2011年からローマに所属しており、常に将来を渇望されてきた。その証に、彼は常に世代別代表に選出されてきており、現在はU21に属する。ペッレグリーニは今シーズンデビュー。ローマでは4試合に出場したものの、出場時間は161分しか得られなかったため、冬にカリアリにレンタル移籍した。そこで見事レギュラーを確保し、現時点でカリアリで5試合に出場している。ちなみに同じローマに所属するロレンツォ・ペッレグリーニとは血縁関係はない。

 

ペッレグリーニのプレースタイルは現代SBの典型といえる。守備も攻撃もそつなくこなすタイプである。しかし、守備よりは攻撃面に目を見張るものがある。オーバラップからのドリブルである。かなりのテクニシャンで対人にはかなり強い。プリマヴェーラ時代は彼を起点にした攻撃展開がかなり行われていた。下記はペッレグリーニの動画である。

www.youtube.com

経験をこなせばより優れたSBになるだろう。今後が楽しみである。

 

 

=======================================

 

後日新たに2名のSBを紹介します。

 

 

 

 

 

大物ストライカー候補:アンドレア・ピナモンティ

インテルミラノのユースチームは将来有望と言われる選手が多いが、その一方で大成する選手は少ないと言われている。最近だと、フェデリコ・ボナッツォーリ。彼はまだ21歳であり、伸び代はあるが年々市場価値も下がってきている。ヴィエリ2世の名にふさわしくないキャリアを送っている。、ロレンツォ・タッシも期待外れの選手として挙げられる。ブレシアで16歳でデビューした彼はロベルト・バッジョ2世の異名を持ち、満を持してインテルに移籍したものの、それ以降レンタル移籍を繰り返し、 現在はセリエCに所属する。ダヴィデ・サントンも同じだ。しかし、この負の伝統を覆すことができるポテンシャルを持つ選手がついに現れた。その名もアンドレア・ピナモンティ。彼も将来有望と言われ続けてきた選手であるが、今シーズン彼は19歳にも関わらず結果を残しつつある。そして本日はこの選手を紹介したい。

 

アンドレア・ピナモンティ(Andrea Pinamonti)

http://img.uefa.com/imgml/TP/players/14/2017/324x324/250091202.jpg

 

 

 

経歴

・1999年5月19日生まれ(19歳)

・身長1.85m

フロジノーネ所属(←インテル

・CF

・市場価値:約5億円

 

ピナモンティはフロジノーネに所属するスーパースター候補の一人である。2014年からインテルに所属しているピナモンティは着実にキャリアを積み、インテルのみならずイタリア中から注目を浴びる選手となった。そして彼は17歳の時についにトップデビューを果たし、昨年はトップチームに帯同することとなった。しかし出番はほとんどなく、結局インテルでは得点を決めることはなかった。2018−19年シーズンはフロジノーネにレンタル移籍をするが、本日までに4得点を挙げており、準レギュラーとしてまずまずの活躍を収めている。また世代別代表としても呼ばれ続けており、現在ではU20代表として活躍している。

 

彼の特筆すべきことは、その得点力である。インテルの下部組織時代に彼は74試合に出場、43得点を挙げている。アシスト数は記録されていないが、実質的に1.5試合に1ゴール関与していると考えていいだろう。また、フロジノーネにおいては17試合に出場しているが、出場時間はおよそ820分である。つまり200分に1得点という計算となる。得点した試合は途中出場が多いということも考慮するとかなりの得点力があると言う事がができるだろう。その上フロジノーネは19位という最弱のチームであり、チーム総得点も19得点である。19歳の少年がこのチームでこれだけやれていることは賞賛に値するだろう。

 

 

プレースタイル

ピナモンティはFWでありながらゲームメーカーでもある。得点を取るのは彼の最大の特徴であるが、それだけで終わらない事がピナモンティの強みである。また、ボールが収める事ができるFWでもある。ボールを収め、攻撃の起点となる事ができるのは大きな強みと言えるのではないだろうか。下記はピナモンティの動画となる。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

サルセド、ケアン、ペッレグリらとともにイタリアを牽引しなければならないFWの一人である。今後に期待したい。

若手ゴールキーパー:ドンナルンマ&メレト&アウデロ

イタリアはどの年代においても世界を代表するようなゴールキーパーを輩出し続けてきた。ゾフ、パリュウカ、トルド、ブッフォン.......。ここであげた選手はごく一部に過ぎない。それほどイタリアはゴールキーパーに恵まれてきた国である。

 

さて、本日は未来のイタリアを担うゴールキーパーを紹介したいと思う。

 

 

 

ジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)

https://gianlucadimarzio.com/application/files/5514/7700/3647/Donnarumma_DSC_0463.jpg

・1999年2月25日生まれ(19歳)

・身長1.96m

ACミラン所属

・GK

・市場価値:約50億円

 

ドンナルンマはこれだけ長くプレーしているにも関わらずまだ十代のビックプレーヤー。移籍問題などもあり昨年は精彩を欠くプレーを見せていたが、今年は見事に復活。安定したプレーを見せ、ピョンテクなどとともにミラン復活の立役者となっている。

 

ドンナルンマは2015年に16歳と242日という若さでセリエAデビューを果たす。これはセリエAにおいて2番目に若いGKとしてのデビューである。イタリア代表としても、U21世代では最年少デビュー、フル代表でも17歳と189日でイタリア史上最年少での招集となった。このように数々の記録を塗り替えてきたドンナルンマは、長年見つからなかったブッフォンの代役として期待されている。まだまだ若さが目立つ部分はあるが、調子の良い時のプレーはブッフォンにも及ぶだろう。

 

今後の課題としては足元の技術の向上・ポジショニングが挙げられるだろう。両方ともすでに及第点を超えているが、世界最高のゴールキーパーになる為にはこの2つの改善が欠かせないだろう。以下はドンナルンマの動画である。

www.youtube.com

www.youtube.com

現在でさえイタリア代表の守護神を担い、セリエAを代表するゴールキーパであるドンナルンマ。まだ十代(3日後には二十代)であることを考えるとこれからが本当に楽しみな選手である。周りの声を気にせずにのびのびとプレーして欲しい。

 

 

アレックス・メレト(Alex Meret)

https://cdn.images.express.co.uk/img/dynamic/67/590x/Chelsea-Transfer-News-Alex-Meret-Udinese-Goalkeeper-789866.jpg

・1997年3月22日生まれ(21歳)

・身長1.90m

ナポリ所属(←ウディネーゼ

・GK

・市場価値:約20億円

 

現在ウディネーゼから買い取り義務付きのレンタルでナポリに所属するゴールキーパー。同じウディネーゼに所属していた一つ年上のシモーネ・スクフェットとともに、プリマヴェーラ時代から将来を渇望されていた選手。

 

19歳の時に時に当時セリエBに所属していたSPALにレンタル移籍。そこでレギュラーを勝ち取り、SPALの49年ぶりの昇格の立役者となった。翌年も引き続きSPALにレンタルされる。怪我のため序盤は出遅れたものの、怪我から復帰するとすぐにレギュラーとなり、SPALのセリエA残留に大きく貢献することになった。そしてその活躍が認められナポリに移籍を果たす。ナポリでも当初は怪我のため出場できない日々が続いていたが、怪我から復帰するとコロンビア代表オスピナからすぐにレギュラーを奪取した。

 

世代別のイタリア代表として常に呼ばれ続けている。2017年には当時セリエBに所属していたにも関わらずそのパフォーマンスが認められイタリア代表としても召集。その時に彼の名声は一気のに広がった。

 

メレトの特徴は、ボールに対する反射神経である。どんなボールにも手や足が伸びてくる。しかしキーパーは誰もがそうであろう。彼の最大の特徴は、コーナー・クロスの処理である。非常に積極的にクロスボールに対して飛び出していき、そしてその身長を生かし処理をする。ドンナルンマとは違った、優れたゴールキーパーである。以下はメレトの動画である。

www.youtube.com

これからドンナルンマと双璧をなし、イタリア代表としても君臨していくだろう。

 

 

エミル・アウデロ(Emil Audero)

http://www.sampdoria.it/wp-content/uploads/2018/09/Audero.jpg?x11311

・1997年1月18日(22歳)

・身長1.90m

サンプドリア所属(←ユヴェントス

・GK

・市場価値:約10億円

 

ドンナルンマ&メレトと比べると多少ネームバリューは落ちるものの、サンプドリアでレギュラーを務めている若手ゴールキーパーである。アウデロはイタリア人とインドネシア人とのハーフである。Twitterなどを見ると、イタリアは同世代に凄いキーパー(上記二人)がいるからフル代表ではインドネシア代表を選択して欲しい、という声が多く見聞ききられるゴールキーパーである。

 

アウデロは20歳の時にヴェネチアにレンタル移籍。そこで39試合に出場し昇格プレーオフ進出の立役者の一人となった。その活躍が認められ、た018-19年シーズンはサンプドリアにレンタル移籍し、活躍の場をセリエAに移した。そしてサンプドリアでもレギュラーを勝ち取り、着実にキャリアを積み重ねている。

 

フル代表にはまだ選ばれていないものの、世代別代表として選ばれ続けている選手である。以下はアウデロの動画である。

www.youtube.com

ユベントスにはポーランド代表シュチェスニーやイタリア代表ぺリンが所属しており、来年度もレンタル、または買い戻し付き移籍をする可能性が高いと思われるが、ドンナルンマ&メレトに負けないポテンシャルを持つ選手である。今後に期待したい。

 

======================================= 

 

いかがだったでしょうか。 このほかにもACミラン所属するアレッサンドロ・プリッツァーリなどの将来を渇望されているGKはたくさんいます。今度に期待しましょう。

若手有望株:ユベントスプリマヴェーラ(ファジョーリ&ペトレッリ)

昔はイタリアは世代別代表が弱いなどと良く言われていましたが、最近は世代別の方が結果を残しているように思える。その世代別の中で、次期イタリアを背負っていくであろう原石2名を紹介しよう。

 

 

 

ニコロ・ファジョーリ(Nicolo Fagioli)

・2001年2月12日生まれ(18歳)

・身長1.78m

ユヴェントスU19

・CM(Attacking Midfield)

 

セリエCに所属するユベントスU23でデビューを果たし、英紙が選ぶ「ネクスト・ジェネレーション:世界のヤングタレント・ベスト60」に選出された有望株。ユベントスU19では20試合出場し、4ゴール5アシストをあげている。また世代別代表にも呼ばれ続けている選手である(現在はU19イタリア代表)。

 

ファジョーリのプレースタイルはローマに所属するペッレグリーニに非常に酷似しているように思える。特に蹴り方や、トラップの仕方はペッレグリーニに被って見える。キープ力がすごい選手で、あらゆる技術を駆使してボールを運ぶ。下記はファジョーリの動画である。

www.youtube.com

 

 

エリア・ペトレッリ(Elia Petrelli)

・2001年8月15日生まれ(17歳)

・身長1.86m

ユベントスU19

・FW

 

ペトレッリもファジョーリと同様にユベントスU19に所属する選手で、彼もすでにセリエCでデビューを果たした選手である。U19では23試合に出場し10ゴール5アシストをあげている。また世代別代表にも選ばれ続けている選手である(現在はU19イタリア代表)。

 

ペトレッリのプレースタイルを紹介する。彼はとにかくキックが上手い。両足同じように蹴ることが出来ることが特徴である。また体格を生かしたボールキープ、それに加えた対人の強さ。さらに決定力もある。本来U17世代の彼はその年代では相手がいなくなった為に飛び級したほどである。彼の将来のイメージ像はイブラヒモヴィッチであろう。下記はペトレッリの動画である。

www.youtube.com

 

今後彼らがどのような選手になるかわからないが、少なくともトップ選手に成り上がる素質はあると思う。

 

 

余談ですが、今から憧れの地、フィレンツェ に行ってきます!!